わたしの会社では復職する際に復帰プログラムというものを受ける。心療内科の医者や臨床心理士などがおり、規則た正しい生活を促すとともに、認知行動療法、ストレスコーピングなども学ぶ。
復帰プログラムは非常にありがたい制度であり、自分にない考え方などは吸収するべきであるが、ひとつ気を付けたい点がある。最終的に休んだ原因と再休職を予防する対策を考えるのだが、復職プログラムという性質上、自分の考え方や行動を直すという対策にいきつく。他人を変えるのではなく、自分を変えるというのはごもっともであるが、休む原因となったのは自分の考え方でもあり、まわりの環境でもある。どちらか一方というのはありえないのだ。ただ、会社のしくみを変えるというのは平社員としては難しいので、それであれば自分の考え方を変えたほうが楽だよねというスタンスで受けてほしい。
